ぎっくり腰、実は、、、

ブログ


こんにちは、スタッフの髙倉です。

寒くなってきて肩こり・腰痛・冷えのお悩みを抱えた方が多くなってきました。

今日は「腰痛」について、私自身の体験もまとめながら、身体の構造と紐づけて解説していきたいと思います。

実は先日、私自身がいわゆる「ぎっくり腰」を経験しました。しばらくベッドから起き上がることもできず、部屋の中を四つん這いで動くのが精一杯の状態でした。

きっかけは、靴下を履こうとしたとき。

なんてことない動作から私の日常は一変しました。

長座体前屈のように、脚を前に伸ばした状態で身体を前に倒した瞬間、腰に強い痛みが走りました。

それからは姿勢を変える動作がとにかくつらく、

「立ってしまえば大丈夫なのに、立ち上がるまでが痛い」
「寝返りができない」
「ベッドから起き上がるのがつらい」

という状態に。

そして、私が特に驚いたのがトイレでいきむと腰が痛いということでした。

便意はある。

お腹もいつも通り。

でも、便を出そうと力を入れようとすると腰が痛くて、うまくいきめない。

普段、私たちは「立つ」「歩く」「呼吸する」「排便する」といった動作を、特に意識することなく行っています。

でも実際には、ひとつの動作をするために、腰だけではなく、お腹、骨盤、横隔膜、骨盤底筋、股関節など、さまざまな場所が連携しています。

今回、自分自身が腰を痛めたことで、

「身体って、本当にひとつながりなんだ」

ということを改めて実感しました。

そこで今回は、ぎっくり腰をきっかけに、

「腰痛のとき、身体では何が起こっているの?」
「腸腰筋ってどこにあるの?」
「お腹と腰はどんな位置関係?」
「骨盤まわりの筋肉は何をしている?」
「どうして排便するときまで腰が痛かったの?」

といった疑問を、身体の構造から一緒に紐解いていきます。

※この記事は腰痛の原因を自己診断するためのものではありません。腰痛にはさまざまな原因があり、病気やけがが隠れている場合もあります。強い症状や気になる症状がある場合は、医療機関へご相談ください。





私がぎっくり腰になった日のこと

体験談


今回、私が腰を痛めたのは、本当に何気ない動作でした。

靴下を履こうとして、脚を前に伸ばした状態から身体を前に倒したとき。

いわゆる長座体前屈のような姿勢です。

その瞬間、腰に強い痛みが走りました。

重いものを持ち上げたわけでもありません。

激しい運動をしていたわけでもありません。

「靴下を履こうとしただけ」。

だからこそ、最初は自分でも驚きました。

腰を痛めてから特につらかったのが、姿勢を変える瞬間です。

立ってしまえば、その姿勢を保つことは比較的できる。

でも、

寝た状態から起き上がる。

寝返りをする。

座った状態から立ち上がる。

そういった「次の姿勢へ移る瞬間」に強い痛みがありました。

ベッドから起き上がろうとして、腕の力だけで身体を起こそうとすると腰に痛みが走る。

背中もお尻も痛い。寝返りを打とうとしても、腰が痛くて身体をひとつの塊のように動かさなければならない。移動には歩くことができないから四つん這いで目的地まで向かう状態でした。

普段なら数秒で終わる動作に、とても時間がかかりました。

そしてもうひとつ困ったのが、排便でした。

便意はいつも通りあります。

でも、トイレで便を出そうとして力を入れると腰が痛い。

「いきむ」という、普段ほとんど意識していなかった動作にまで腰が関わっていることに、そのとき初めて強く気づきました。

もちろん、この体験だけから「私のぎっくり腰の原因はこれ!」と断定することはできません。

腰痛は非常に複雑だからです。

でも、この経験は身体の構造について改めて考えるきっかけになりました。




腰は「腰だけ」で動いているわけではない

痛い場所は原因ではない


今回、私が一番実感したのがここです。

腰が痛くなって初めて、

「こんな動作にも腰を使っていたんだ」

ということに気づきました。

寝返り。

起き上がり。

立ち上がり。

歩行。

トイレ。

くしゃみや咳。

物を拾う。

靴下を履く。

どれも「腰だけ」で行っている動作ではありません。

身体を動かすときには、

背骨
骨盤
股関節
腹筋
背筋
腸腰筋
横隔膜
骨盤底筋

など、多くの場所が連携しています。

ここで大切なのが、

「痛い場所=原因となっている場所」とは限らない

という考え方です。

たとえば腰を曲げるとき。

実際には腰椎だけが曲がっているわけではなく、骨盤や股関節も一緒に動いています。

立ち上がるときも、脚だけではなく、体幹を安定させながら重心を移動させています。

だからこそ、腰のことを考えるときは「腰だけ」を見るのではなく、その上下にある胸郭や骨盤、股関節なども含めて考える必要があります。





骨盤まわりにはどんな筋肉がある?

骨盤周りを紐解く


次に見てほしいのが「骨盤」です。

骨盤というと「骨盤のゆがみ」という言葉を思い浮かべる方もいるかもしれません。

しかし今回は、もっとシンプルに身体の構造として考えてみます。

骨盤は、

上半身と下半身をつなぎ、

背骨を支え、

股関節を介して脚につながっている場所です。

そして骨盤の周囲には、たくさんの筋肉があります。

代表的なものだけでも、

・腸腰筋
・大殿筋
・中殿筋
・小殿筋
・梨状筋などの深層外旋筋群
・内転筋群
・腹筋群
・脊柱起立筋
・多裂筋
・骨盤底筋群

などがあります。

これらはそれぞれ単独で働いているわけではありません。

歩く。

立つ。

座る。

しゃがむ。

身体をひねる。

姿勢を保つ。

こうした動作の中で、それぞれが役割を分担しています。




横隔膜・腹筋・骨盤底筋と「腹圧」の関係

力を入れるときに関連する場所の紐解き


ここから、今回の私の体験とかなり関係してくる部分です。

腹圧という言葉を聞いたことはありますか?

簡単にいうと、お腹の内側にかかる圧力のことです。

体幹をひとつの筒のようにイメージしてみてください。

上には「横隔膜」。

周囲には「腹筋群」。

後方には背骨やその周囲の筋肉。

そして下には「骨盤底筋群」。

こうした構造が協調しながら、体幹を支えています。

横隔膜

横隔膜は、胸とお腹の境目にある大きな筋肉です。

呼吸をするときに重要な役割を持っています。

息を吸うと横隔膜が下がり、胸郭の容積が広がります。

呼吸というと肺だけを想像しがちですが、実際には横隔膜という筋肉の働きが欠かせません。

腹筋群

「腹筋」とひとことで呼んでいますが、

腹直筋
外腹斜筋
内腹斜筋
腹横筋

など複数の筋肉があります。

身体を曲げたりひねったりするだけではなく、体幹を支える役割にも関係します。

骨盤底筋群

骨盤の一番下に位置するのが骨盤底筋群です。

ハンモックのように骨盤の底を支え、膀胱、子宮、直腸など骨盤内の臓器を支える役割があります。

そして骨盤底筋群は、尿や便を「溜める」「出す」といった働きにも深く関係しています。

骨盤底筋と肛門括約筋、直腸などが協調することによって、私たちは普段、便を溜めたり適切なタイミングで排泄したりすることができます。

排便は、単純に「腸が便を押し出しているだけ」ではありません。

直腸、肛門、骨盤底筋、神経などが連携して行われる、とても複雑な動作なのです。




なぜぎっくり腰になると排便までつらかったの?

便を出す動作の紐解き


今回、私自身が一番「身体ってつながっているんだな」と感じたのが排便でした。

便意はある。

便秘になったわけでもない。

でも、少し腹圧をかけるだけで腰が痛い。

では、排便するとき身体では何をしているのでしょうか?

便が直腸まで運ばれてくると、私たちは便意を感じます。

そして排便するときには、腹部の圧力を利用しながら、骨盤底や肛門周囲の筋肉が適切に協調する必要があります。

人の排便は、大腸や直腸だけではなく、骨盤底筋、肛門括約筋、そして中枢・脊髄・末梢・腸管神経系などが連携することで成立しています。

つまり、

「便を出す」という動作も、実は全身の連携プレー。

なのです。

私の場合、腰を痛めたことで、腹部に力を入れる動作そのものが痛みにつながりました。

そのため、

「便は出したいのに、腹圧をかけられない」

という状態になったのだと考えられます。

ここで重要なのは、

「腰痛だから腸が悪くなった」

という意味ではないことです。

今回私が経験したのは、腰が痛いことで、普段無意識に行っている排便時の身体の使い方が難しくなった、ということです。

これまで「便秘とは?」の記事でも、排便は単純に便があるかないかだけではなく、便意、便の硬さ、いきみ、残便感などを含めて考えることをご紹介しました。

今回、自分自身が腰痛を経験したことで、そこに「身体をどう使えるか」という視点もあることを改めて感じました。




腸と腰はどんな位置関係にある?

腸と腰の関連を紐解き


ここで「腸」と「腰」の話を整理してみましょう。

腸はお腹の中にあります。

腰椎は身体の後方にあります。

そして、その周囲には腸腰筋、腹筋群、多裂筋などがあります。

さらに下には骨盤があり、骨盤の底には骨盤底筋群があります。

つまり身体を横から見ると、

「お腹」
「内臓」
「筋肉」
「背骨」
「骨盤」

は、別々の箱に入っているわけではありません。

ひとつの体幹の中に、それぞれが存在しています。

もちろん、位置が近いからといって、

「腸の状態が悪い=腰痛になる」

ということではありません。

ここはとても大切なポイントです。

ただ、身体を動かすという視点では、呼吸、腹圧、骨盤、股関節、体幹の筋肉などが互いに関係しながら働いています。

だからこそ、

「腰が痛いから腰だけ」

「便秘だから腸だけ」

と部分だけを見るのではなく、身体全体を見ていく視点が大切なのではないでしょうか。




「腰痛=腸腰筋が硬い」と決めつけない

必ずしも腸腰筋が硬いわけではない


ここまで腸腰筋について詳しく説明してきました。

すると、

「じゃあ腰痛の原因は腸腰筋なの?」

と思う方もいるかもしれません。

しかし、ここは分けて考える必要があります。

腸腰筋は腰や股関節周辺の動きに関係する重要な筋肉ですが、腰痛の原因を腸腰筋ひとつに絞ることはできません。

近年の研究でも、腰痛がある人とない人の筋肉を画像で比較した研究では、多裂筋などに違いが報告される一方、大腰筋については一貫した差が確認されていません。

つまり、

「腸腰筋が硬いから腰痛になった」

「腸腰筋をほぐせば腰痛が治る」

という単純な関係として説明できるほど、腰痛はシンプルではないということです。

SNSなどでは、

「腰痛の原因はここ!」

「この筋肉を伸ばせばOK!」

といった情報を見かけることがあります。

分かりやすい情報ではありますが、人の身体はもう少し複雑です。

筋肉だけではなく、

骨格
関節
神経
日常動作
活動量
睡眠
心理的ストレス
仕事環境

など、さまざまな要因が関係します。

だから私は、

ひとつの筋肉を「犯人」にするのではなく、その筋肉が身体の中でどんな役割をしているのかを見る

という考え方が大切だと思っています。




腰痛のとき、身体をどう扱えばいい?

ぎっくり腰の対処法


ぎっくり腰になると、

「動かない方がいいのかな?」

と思いますよね。

私自身も、動くと痛かったので、できるだけ同じ姿勢でいたくなりました。

ただ、腰痛については「ずっと安静にしていればいい」とは限りません。

腰痛診療ガイドラインでも、腰痛の治療において安静と活動性維持を比較することが検討されています。

基本的には、危険な症状がなく、医療機関から特別な指示を受けていない場合には、痛みの許す範囲で日常の活動を維持していく考え方があります。

もちろん、

「痛くても無理やり動かす」

という意味ではありません。

強い痛みがある状態で、

無理に前屈する。

強くストレッチする。

痛い場所をグイグイ押す。

無理に腸腰筋を伸ばす。

といったことをする必要はありません。

痛みの状態を見ながら、

寝返りをする。

立ち上がる。

少し歩く。

楽な姿勢へ変える。

といった日常動作から少しずつ戻していきます。



普段から意識したい身体の使い方

普段から心がけること


では、腰痛が落ち着いてからは何を意識すればいいのでしょうか。

ここでも、

「腸腰筋だけ鍛えればいい」

ではありません。

同じ姿勢を長時間続けない

デスクワークでも立ち仕事でも、同じ姿勢が長く続くと身体の特定の場所に負担がかかりやすくなります。

30分〜1時間に一度立つ。

少し歩く。

座り方を変える。

こうした小さな変化を入れるだけでも、身体を動かす機会になります。

股関節を使う

床の物を取るときなどに、腰だけを大きく曲げる癖がある方もいます。

股関節や膝も一緒に使うことで、動作を複数の関節へ分散できます。

今回の私のぎっくり腰も靴下を履こうとしたときに起こりました。

だからこそ今後は、「どこか一か所だけを使って動いていないか?」という視点で自分の動作を観察してみたいと思っています。

歩く

歩行は、

股関節
骨盤
体幹
脚

などを使う全身運動です。

特別な運動を始めなくても、日常生活の中で歩く時間を確保することは身体を動かす基本になります。

呼吸する

忙しいときや緊張しているとき、呼吸が浅くなっていることがあります。

横隔膜は呼吸に欠かせない筋肉です。

ゆっくり息を吐く。

肋骨が広がる感覚を感じる。

お腹だけではなく、胸郭全体が動いているか感じてみる。

「呼吸も身体を動かす運動のひとつ」と考えると、身体への見方が少し変わるかもしれません。




腸活も「腸だけ」を見るものではない

体は全てをみる


ここまで読んで、

「腰痛の記事なのに、腸活とどうつながるの?」

と思った方もいるかもしれません。

私たちが腸活という言葉を聞くと、

ヨーグルト。

発酵食品。

食物繊維。

乳酸菌。

といった「食べるもの」を想像しがちです。

もちろん、食事はとても大切です。

でも、腸の働きを考えるときも、

食事
水分
運動
睡眠
ストレス
自律神経
排便習慣

など、さまざまな要素が関係します。

そして排便というひとつの行為をとっても、

大腸
直腸
肛門
神経
骨盤底筋

などの協調によって成立しています。

骨盤底筋は、骨盤内の臓器を支えるだけでなく、排便時にも重要な役割を持っています。

排便するときには、単純に「力を入れればいい」のではありません。

必要な場所には力を入れながら、骨盤底や肛門周囲は便が通れるよう適切に緩む必要があります。

排便は、腹圧を高めることと、出口を緩めることの両方が必要な、とても精密な身体活動なのです。

今回、私は腰を痛めたことで、

「排便って、こんなに身体を使っていたんだ」

と気づきました。

これは腸活について考えるうえでも、とても興味深い体験でした。

腸活は「腸に良いものを入れること」だけではありません。

食べる。

消化する。

身体を動かす。

眠る。

便意を感じる。

そして排泄する。

そのすべてが、ひとつの身体の中で行われています。





腰痛で医療機関へ相談した方がいいサイン

注意点


最後に、とても大切なことです。

「ぎっくり腰だと思うから大丈夫」と、すべての腰痛を自己判断しないでください。

腰痛の多くは重篤な病気によるものではありませんが、中には医療機関での評価が必要なものがあります。

特に、

・強い外傷のあとに腰が痛くなった
・発熱など全身症状を伴っている
・がんなど重大な病気の既往がある
・痛みがどんどん悪化している
・脚に強いしびれや筋力低下がある
・排尿や排便の感覚がおかしい
・尿や便が出にくい、または漏れてしまう
・股の間や肛門周辺の感覚が鈍い

などの場合は、自己判断でマッサージやストレッチを続けず、速やかに医療機関へ相談してください。

腰痛診療ガイドラインでも、初診時には腫瘍・感染・骨折などの重篤な疾患や神経症状を見逃さないことが重要とされています。

サロンでできる身体のケアと、医療機関で診断・治療すべきものをきちんと分けることも、とても大切です。



まとめ

身体を部分ではなく、つながりで見る

ブログ


今回、自分自身がぎっくり腰を経験して、改めて感じたことがあります。

それは、

身体は「腰だけ」「お腹だけ」「腸だけ」と切り離して働いているわけではない

ということです。

腰が痛くなったことで、

寝返りが難しくなる。

起き上がれなくなる。

歩き方が変わる。

そして、排便時にいきむことまで難しくなる。

普段は何気なく行っている動作が、実はたくさんの筋肉や関節、神経の連携によって成り立っていることを、自分の身体を通して実感しました。

今回ご紹介した腸腰筋も、そのひとつです。

腰椎付近から骨盤を通って太ももの骨につながり、股関節の動きに関わっています。

その周囲には内臓があり、腹筋群があり、背骨があり、骨盤があります。

そして骨盤の下には骨盤底筋群があります。

呼吸をすると横隔膜が動きます。

立ち上がれば腹部や背中、股関節周囲の筋肉が働きます。

排便するときには腹圧を利用しながら、骨盤底や肛門周囲が協調します。

身体の中では、私たちが思っている以上にたくさんの場所が連携しています。

だからこそ、

「腰が痛いから腸腰筋をほぐそう」

「便秘だから発酵食品を食べよう」

と、ひとつの場所や方法だけを見るのではなく、

今、自分の身体全体はどんな状態なんだろう?

と一度立ち止まって考えてみる。

それも、自分の身体を大切にするひとつの方法だと思います。

私自身、今回のぎっくり腰は決して嬉しい経験ではありませんでした。

でも、自分が実際に「動けない」「いきめない」という状態になったからこそ、普段当たり前にできている身体の働きについて、改めて考えるきっかけになりました。

そしてこれは、私たちがサロンで大切にしている「内臓だけではなく、身体全体を見る」という視点にもつながります。

腸活も同じです。

何を食べるかだけではなく、

どう動いているか。

どう呼吸しているか。

どう休めているか。

そして、きちんと排泄できているか。

身体をひとつながりとして見ていくことで、今まで気づかなかった自分の身体の癖やサインが見えてくるかもしれません。

ぜひ今日、ご自身の身体にも少し目を向けてみてください。

「腰はどうかな?」

「お腹はどうかな?」

「呼吸は浅くなっていないかな?」

「最近、身体を動かせているかな?」

そんな小さな気づきから、身体との付き合い方が少しずつ変わっていくかもしれません。





腸腰筋とは?腰と脚をつなぐ深い場所の筋肉

筋肉のお話し


腰痛について調べたことがある方なら、「腸腰筋」という名前を聞いたことがあるかもしれません。

腸腰筋は、身体のかなり深い場所にある筋肉です。

一般的に、

大腰筋
腸骨筋

を合わせて腸腰筋と呼びます。

場合によっては小腰筋も含めて説明されます。

大腰筋

大腰筋は腰椎付近から始まり、骨盤の前側を通って大腿骨につながっています。

つまり、

腰のあたりから脚の付け根を越えて、太ももの骨までつながっている筋肉

です。

腸骨筋

腸骨筋は、骨盤の内側にある腸骨窩という場所から始まり、大腰筋と合流するようにして大腿骨につながります。

この2つが協力して、主に股関節を曲げる働きをします。

たとえば、

歩くときに脚を前へ出す。

階段を上る。

椅子から立ち上がる。

仰向けから脚を持ち上げる。

こうした動作に関係しています。




腸腰筋がおもしろいのは「場所」

腸腰筋について私が注目したいのは、単に「腰痛に関係する筋肉だから」ということではありません。

その位置です。

私たちが触れることのできるお腹のさらに奥には内臓があり、その後方には背骨や腸腰筋などがあります。

お腹の前側から、

皮膚
↓
皮下組織
↓
腹壁
↓
腹腔内の臓器
↓
さらに後方に腰椎や深部の筋肉

というように、身体の中ではさまざまな組織が立体的に存在しています。

「お腹」と「腰」は、身体の前と後に離れて存在しているように感じます。

でも身体の中を立体的に見ると、実際には非常に近い場所にあるのです。





----------------------------------------------------------------------

内臓デトックスサロンkiikuu

住所:東京都渋谷区代々木4丁目50−14

ザスタンダードアパートメント A号室

----------------------------------------------------------------------